接客のコツとは 2
当然、プライベートブランドは利幅も大きいため店もその商品を客に推奨するが、客はその時、大手メーカーのAビタミン剤を指名で買いにきていたのです。
指名商品の販売は、まずその商品を出すのが鉄則ですが、その販売員はAビタミン剤を出さずに、
「このビタミン剤は疲労回復によく効きます…」
とばかり、店が推奨するビタミン剤についてとうとうと説明をしはじめたのです。
客は、Aビタミン剤をいつ出してくれるのかと、イライラしながら説明を聞いていましたが、ついに待ちきれずに「早くAビタミン剤を出してください、時間がなくて急いでいるのですから!」と怒ってしまいました。
販売員が商品を出すやいなやお金をおいてそそくさと立ち去っていきましたが、それ以来、その客の来店はプツリと途絶えてしまいました。
店の利益を優先し、プライベートブランドの商品を売りたいがために、客の気持ちを無視した販売といえます。
サッカー ユニフォームを買いにいってこのような対応をされたらイヤですよね。
いろいろな店で、店独自の拡売品が決められます。
・・・この事例のように、店の利益商品がそのほとんどですが、時には、メーカーや取引先の拡売コンテストとして取りあげる場合もあるのです。
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