思い込みというパワー
お風呂から出て「あ、湯冷めしたな」と思うと風邪をひく。
コタツでうたた寝して「いかん、風邪をひきそうだな」と思ったら、翌日は十中八九風邪をひいています。
テレビで「今年は風邪が大流行します」と放送したとたん、ゴホン、ゴホンと咳き込む人がいても不思議はありません。
私はかねがね風邪ウイルス説には大いなる疑問を感じています。
なぜかというと、風邪のウイルスが風呂場のすみとかコタツのなかで、じっとしているとは思えないからです。
もちろんウイルスは存在していますし、それが風邪の症状を引き起こすのは事実です。
でも引き金になっているいちばんの原因は、その人のイメージではないかと思うのです。
とくべつ体が頑強でもないおばあさんが風邪をひかないのは「自分は風邪をひかない体質だ」と思っているからなのです。
決まった時期に夏風邪をひくのは、その時期に「風邪をひく」と決めつけているからなのです。
このように人間の思いというものはどんな内容であれ、しばしば現実化します。